前回、イライラするとき(怒るとき)、心のパターンを、心理学とか悟りやスピ系から考えてみよう!という備忘録記事を書いていましたが、分析だけで文字が嵩み、例外なく文章が長くなりすぎたのでいつものようにわけた次第です。。笑
前回↓
怒りの対処方法
怒りやイライラが起こるときの心の仕組みはいいとして、じゃぁ実際、そういう感情がわいたとき、怒りに対する対処方法は色々あります。
方法は色々なところで言われてたり、書かれていたりするので、その方法を自分で色々試してみるのが良いと思います。
とはいっても、この記事は備忘録でもあるので、少し自分のなかでアプローチを分類してみます。
大きくわけて2つです。
考えないパターン①
まず、考えないパターンです。
考えないパターンというのは、要するに、瞬時にそのときの気分を切り替える方法です。
強制的に気分を切り替えます。
つまり、とにかく早く忘れる。そのための方法です。
なるべく注意を強制的にそらせるものが良いです。
例えば、
- 音楽を聴く
- 歌を歌う
- 映画をみる
- ゲームやパズルをやる
何でも好きなことをするのが一番良いです。楽しいし。
例えば、右脳的なものでいったら、↓ここで書いたようなリストですね。
無心になれるもの。
要は注意をそらせれば、左脳的なもの、思考を使うパズルでもいいと思います。
音楽を聴くだけでなく、歌詞をみて歌を歌うこと(カラオケ)も、歌詞を追う→音楽に合わせて音程をとって声に出す、という行為が、脳科学では、実は高度な処理らしいので、注意をそらすという意味でも良いと思います。
余談ですが、私はカラオケ大好きなので、一人カラオケは最高にストレス発散されます。笑
でも、怒りやイライラが起きた時、その場で歌とか歌えない状況じゃん!!!ということが多いと思うので、その場は脳内で素数を数えるとか笑、とにかく意識を違うところに強制的にもっていける方法を自分で工夫してみつけるといいかもしれないです。
カッとなったら6秒我慢し、さらに雷が過ぎ去る時間と同じで、人の怒りもピーク時から15分で落ち着くらしいので、そこを乗り越えれば大丈夫という説もあります。
この記事でも書きましたが、
個人的に、高度な忘却能力が備わっている人は、最強だと思います。笑
後天的にも身につけることも可能かもですが、生まれ持った素質で、得意な人や不得意な人もいると思うので、自分に合ったパターンを色々試すのがいいのではないかと思います。
本来人間は忘却する生き物なので、ポイントはいかに早く忘れて気持ちを切り替えるかですね。
怒りを抱くということは、誰かにそれを投げつけるつもりで熱い石炭をもっているのと同じことです。火傷するのはあなたです。
ゴータマ・ブッダ(紀元前563~483)
と、仏陀も伝えていますし。笑
考えないパターン②
あと、考えないパターンとして、もうひとつ簡単なのがあります。
それは
笑う。
ただそれだけです。
いや、怒り真っ只中なのに、笑えんよ!!!となるかもですが、それでも笑います。
気分では怒っててもいいので、とにかく口角をあげて、作り笑いでもいいので顔は笑う。
すると、脳は楽しいのかと勘違いして、通称「幸せホルモン」と呼ばれる、脳内の神経伝達物質であるセロトニンを分泌し、自然に気分も落ち着いてくるといいます。
すぐに、かつ簡単に出来て、おまけに代謝も免疫力もアップするという、なんといいことずくし!!笑顔、最高かよ!!
怒ってるときは、油断するとすぐ口角が下がるので、私のおすすめは、頬が痛くなるまで、ずっと口角をあげておくことです
怒ってる最中では難しい…というか、怒りの状況だと結構この方法自体を忘れちゃうんですが、作り笑いでもOKなら、誰でも出来る方法です。
哀しいときにも使えますが、怒ってるときも、哀しいときも、程度によっては、なかなかどうしても笑えないこともあるので、そういうときは無理せずにピークが落ち着いてからのがいいかもです。
考えるパターン
考えるパターンというのは、上記の考えないパターンのことを実践しても気持ちの切り替えが苦手な人向けな方法。いつまでも気持ち切り替えられない人。
通常の人は、時間が経てば忘れてくれますので、放っておけばいいんですけど、考えないようにすればするほど考えてしまう!!!イライラMAX!!NO!!みたいな人。
そういう人は、とりあえず、一度、その怒りに向き合ってみる。
「何故、私は〇〇に対して、あんなにイライラしたのだろうか。」
と自分の心の動きを冷静に捉えてみたりする、
まさに前回の記事みたいなことでもいいですが。笑
それは、結果的に自分の感情と向き合うということでもあります。
「向き合う」というのは「認める」という意味です。
自分でその感情を認める→そして、手放す
これは「哀しみ」にも有効ですが、
実際、怒りや悲しみなどの感情をリリースする方法は数多くあります。
一例をあげると、セドナ・メゾットなどがあります。
このメソッドは良いと思う感情も、嫌だと思う感情も、ただただリリースしていくという方法です。
ホ・オポノポノとかも同じ原理です。
よく、怒らない人っていますが、怒らない人って、たとえ怒っても、
その出来事だけをフォーカスせずに、もっと大きな規模の視野で大局的に考えることが出来たり、
その労力に向き合わない人だったり、
結果として、感情をうまく手放せる人だったりします。
即忘却できる人は別として、無理に忘れようと思っても忘れられない人は、とりあえず、自分に向き合ったあとの方が、気持ちを切り替えるという行為がしやすいかもしれません。
一度感情に向き合い、その後で、上記の考えないパターンを試してもいいかもです。
そしたら、そのうちに、自然と時間が忘れてさせてくれます。
まとめ
2回にわけて、怒りやイライラについて考えてみましたが、怒りやイライラが、「投影」や「自我」による作用だとわかれば、より自己がわかるきっかけになると思われます。
対処として整理した、考える、考えないパターンにしても、要は、今に焦点を合わせるということが大事ですので、自分も、古い感情はなるべく手放す(リリースする)ようにしたいと思うこの頃なのでした。