悟りと引き寄せの法則との関連性

抽象的な話の記事が続きますが、一応前回途中まで書いてた記事なので性懲りもなく続けます。笑

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禅とか悟りとか引き寄せとかに共通するもの 禅とか悟りとか引き寄せとかに共通するものを考察した記事です。ノンデュアリティ(非二元)についても少し触れてます。

↑前回記事の最後の方に書いた話の続きです。

目次

「悟り」と「引き寄せの法則」との関連、違いはあるのか

ところで、悟り悟りゆうけど、引き寄せの法則(LOA)*1とはなんか違うの?

 

というところを少し。

今回はあくまで前回までの話と法則の関係を中心に書いてます。

 

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で、この辺の話は実は↑以前書いた記事とわりと重複しますが。笑

 

結論から先に言うと、私の見解では、根本的に違いはないです。
「引き寄せの法則」(LOA)は宇宙に働く原理・真理法則をわかりやすく伝えたものであり、ただのアプローチの違いだと思われます。

 

前回記事で取り扱った非二元(悟り)系の本を読んだあとに、ひと昔前の「引き寄せの法則」(LOA)をアプローチとしてガンガン使っていくぜ!系の似たような本たちを、ちょっとこの前久々に読んでみましたが、やはり、最終的に言っていることは同じでも、なんていうか、表現の違いというか、プロセスの違いというか、言ってることは同じでも、表現の違いでこんなに本の内容全体の毛色が違うんだなぁと実感しました。

 

アプローチ・方法論の違いといえど、LOA関連の類は、私たちの顕在意識、はたまた思考、自我というものの視点からでも理解できるようにしてるので、

悟りの話よりだいぶわかりやすい。

 

だから、世に広まったんですね。笑

 

引き寄せの法則のプラス面とマイナス面

そもそも引き寄せの法則って?

プラスマイナス面を論じる前に、

まず、そもそも「引き寄せの法則」についてですが、要は同じ波動のものが自分に引き寄せられるっていうあれですね。笑

この辺に興味ある方は今更説明もいらないと思いますが、一応前回の記事の話の流れから簡単に説明すると、

(またしつこくこのわかりづらい図を持ってきてしまって申し訳ないんですが;)

 

前回の記事でも使った、この図の右の黄色いところのようなもの、

禅でいうところの「空」と呼ばれる、何もないけど全てある空間、量子力学的に言うと、全ての万物を作り出している素粒子というか波動(量子波)のこと、
この1つの同じものによって、あらゆるものが創られている。
元はひとつの源(ソース)から創られている。

というのが、前回の「全ては1つ」的な話でしたが、

 

この量子波というのは、観測者(人間)の意志により、影響を与えることができるということ。
この影響を与える方法にはコツがあり、それがいわゆる「引き寄せの法則」と呼ばれていることなのです。

この一見スピリチュアルちっくな話は、実は科学的に実証されていて、ここではその量子力学の話については割愛しますが、以下のサイトさんあたりが、丁寧に説明してくれているのでオススメ。

哲学的な何か、あと科学とか
↑これを読んだあとに以下の動画をみるとわかりやすい。

またはこちらでも同じ動画が紹介・解説されている
引き寄せ科学おさらい ド・ブロイおじさんさんの動画 | 黄金の金玉を知らないか?

引き寄せの法則(LOA)を理論的に納得したい人は面白いかも。

 

とまぁ、話を戻しまして、

そういうわけで、このを知り、影響を与えることで、現実を創造することができる、というのが、昨今の「引き寄せの法則」として知られているわけであります。

引き寄せの法則の落とし穴

ただ、引き寄せ実践系の本のなかには、「ポジティブはOK」でも「ネガティブはNG」とはっきり書かれていることも多いです。

とにかく法則を使ってもらうのを重きに置いていたりするため、具体例もあり、とてもわかりやすく、シンプルなので、これはこれで悪くないですが、

「良い気分でいる」「ポジティブシンキング」というのは間違いではないのですが、それを誤用してしまうと

「あぁ!ネガティブなことを考えてしまった。」
「悪いことが起こるのか」
「悲観主義の私はやっぱダメなのね」

などという誤解やバイアスも生まれたりして、この辺が本来の「引き寄せの法則」から離れてしまったり、法則自体を「胡散臭い」とか「嫌い」「苦手」という人の原因にもなったりするのかなぁと。。。

 

ポジティブ!ポジティブに行きましょう!

つったって、「それが出来たら苦労しないんじゃい!!」

という感じになると思う。

 

私もそうなので。

 

だから、それは多分法則のある側面しかから説明してないからなんじゃないかと、思うわけです。

 

多分、真理というやつは、ネガティブやポジティブといった、対極するものも全て含んだところにあると思われるので、いくらわかりやすく法則を説明した本であっても、最後にその部分まで言及していない本や人の話は少々怪しいと思います。笑

 

それともう1つ。

 

引き寄せの法則は、「未来を良くしたい!」という未来志向になることによって、「いま」を置き去りにされがちだということです。

「いまよりもっとよい未来」というのは、「いま」ではなく「未来」につなげてしまうため、本質を見失いやすいという盲点があります。

引き寄せの本を読んだことがある方は「なりたい未来を想像して、いま、その気分に浸る」というようなことが書かれているのをみたことあるかもしれませんが、

ここで大事なのは「未来」ではなく、「いま」ということを言っていますし、

そもそも、「未来」というものはなく、いつでもあるのは「いま」「ここ」だけなので、この辺の話も、悟りの話とやはり通じるところがあります。

 

ただ、こういうことを含めて書いてない本は結構あるような気がします。。
LOA関連本は潜在意識の研究のために、結構読み漁ったと思いますが、全ての本を読んでるわけではないので一概に言えないですが。

 

「悟り」と「引き寄せの法則」

LOA関連本は基本的に、そのような「気分」「感情」に重きを(主軸に)置いて、万人にもわかりやすく法則を使ってもらおうとしていますが、

わかりやすいが故に落とし穴もあったりして、一度は法則を適用して「ほんとだ!」となっても、自我の妨害にあったりして、なかなか適用ができなかったりしますが、

このように法則の本質をひも解いていくと、悟りの話と結局は同じことです。

 

法則は、あくまで「法則」であって、「方法」ではなく、

法則の根源的な理解とは、禅でいうところの「空」を知るとこによるものとほぼ同義だと思います。

 

逆に「ノンデュアリティ(非二元)」や「悟り/覚醒」系の本は、なんていうか、LOAのメソッド系が導きたかったものへのダイレクトな教えというか、ポジティブもネガティブも超越してしまっているというか、それらを含めた全体にあるものについて言及しているので、かなり根源的な感じです。

「あぁ!ネガティブなことを考えてしまった。」などのような頭で考える部分を完全に越えてます。。

だって、そう悩んでる「自分」は本来いないというのが思想の根元としてあるので。。(前回記事参照

しかし、こちらは、そういうわけで、シンプルである分、自我目線ではやはり非常にわかりにくくもあるんですが、一度わかれば、メソッド等はいらないと思います。

 

だけど、「悟り」や「目覚め」などは、そのように一度わかれば直結型ですが、攻略にコツがいります。。
例えば、普通は1面2面と順にクリアして、エンディングへ行くゲームを、急にそのゲームのプログラムそのものに気づいてしまって、そのチートコードで1面で既にエンディングみたいな。(例え余計わかりづらい笑)

なかなかそうプログラムに気づける人も多くないので、だから誰もが実践しやすい方の、メソッドなどの、着々と段階を踏むようなわかりやすいものがたくさんあるんだと思います。。。

 

そういう意味で、誰もが出来るというとっつき易さでいったら、

引き寄せのメソッド系は良いかもしれないですね。落とし穴もありますが。

 

ただ、一方通行だけではなく、このように両側からの理解もあった方が、より良いのではないか、という個人的見解なのでした。

無駄に長くなってますが次回、最後に書ききれてなかった部分書きます。笑

*1:Law of Attraction(引き寄せの法則)の略

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