なんか「酒と煙草と」…て続くと、言葉をはめ込みやすいですね。笑
ちょっと以前にTwitterで呟いた件で、つぶやいた事とほぼほぼ内容が同じなんですが、なんとなく自分のなかで残したかったので記事に書きます!
海王星とは
まず、海王星についてちょいと触れますと、
海王星とは、1846年に発見された太陽系惑星のなかでは最も太陽から離れて公転する惑星です。*1 公転周期は164.8年。
発見以前の古典の占星術では使われていませんが、発見された以降の占星術では使われています。一説では冥王星の意志を伝えるとも言われ、実際、空の冥王星と海王星はだいぶ長いことセットで動いています。
その占星学的な意味では、無意識。境界線を曖昧にしていくもの。目に見えないもの、リラックスさせるもの。魚座の支配星でもあります。
転じて、夢や幻想、想像(イメージ)、芸術、スピリチュアリティ(神秘・霊性)、海などの液体、お酒やドラッグなども、海王星の象意とされています。
実際、自分が、天体へ何を投影しているかは人それぞれですが、この海王星との関連(アスペクト)がある人は、スピリチュアルなどの目に見えないものや、芸術への関心や傾倒があったりします。
また、そういうものに使われていない場合は、お酒などの結構身近なものに投影されていたりします。
今回は、その投影先のお酒と煙草に焦点を絞って考えてみたいと思います。
お酒と煙草への投影
お酒は、飲みすぎると危険なこともありますが、適度に飲めば、リラックス効果があります。ヨーロッパや欧米などの先進国ほど消費量が多く、世界中の多くの人々に飲まれており、普段スピリチュアルに傾倒なくとも、海王星は意識されていないだけで実は作用されていることがわかります。
また、以前つぶきましたが、お酒と同じく、煙草も似ていると思いました。
お酒やドラッグは海王星の象意の1つとしてよく聞くけど、煙草も海王星っぽいなぁと思う。煙草もお酒も精神的な要素に深く関わってる気がするので、だから海王星をスピ系や芸術創作などに使ってない場合とかの代用として使われる場合が多いのかな。海王星は意識出来ない精神的な要素の介入がポイント…
— てるてる*ぽん (@astro_study) March 9, 2018
このように思ったのは、海王星と関連(表層に投影として出てくるのは個人天体との絡み)がある人で、芸術もスピ系もそんな興味ないし、お酒飲めないけど煙草は吸っているという人が周りに一定数いたからです。
お酒と煙草は結構セットで言われることが多いですが、その作用は似ています。
リラックス効果と、それによる依存度の高さです。
あ、でもそういえば、アマゾンの奥地などに住む民族の古来からのシャーマンは、スピリチュアルなものに繋がるときに媒介として煙草吸ってたな。今現代に売ってる煙草とは違って無添加の葉巻だったけど。霊精なものを呼び出すとき意識して吸うらしい。やはり煙草は海王星と関係ありそうだな。
— てるてる*ぽん (@astro_study) March 9, 2018
Twitterでも言ってますが、アマゾンの奥地では、霊性なものと繋がるときに媒介として煙草(アマゾンの植物で作られた無添加の葉巻)の煙を吸っているシャーマンもいるように、煙はもともと神秘的なものとされており、霊界のものと繋がりが深いです。死者を弔うとき、灰からあがる煙と死者の魂は関連があると言われています。
自分は煙草は吸いませんが、喫煙者曰く、煙草を吸うとふわっと身体が緩むそうです。その感じが海王星っぽいなぁと。
お酒も、その人の体質にも寄りますが、実際飲むと、身体の筋肉が弛緩し、ふわふわしてリラックスした気分になります。
このリラックスというのがポイントで、人は身体が緩んでリラックスしているときに無意識に繋がりやすいと言われています。そのためストレスが緩和されたような感覚になります。
また、海王星が支配星の魚座はリンパ系を司り、全身を循環することから、お酒も煙草も、本来は精神性(海王星)に繋がる要素として媒介しやすい(よって依存もしやすい)と言えるかもしれません。
お酒と煙草の世界事情
ここで、世界のアルコール消費量(年間国民1人当たり)*2をみてみると、上位のヨーロッパ勢は大体10リットルは軽く超えてます。
宗教等で飲めない国もあるので、大体世界平均して1人あたり約6リットル強です。
特に興味深いのは、どの世界の国も女性より男性のがお酒や煙草の習慣率が高いということです。
以前にも書きましたが、陰陽で捉えると陰である女性の方が元々神秘的なものに繋がりやすいから、元々海王星を使いやすい女性は、特にお酒に海王星を投影しなくても良いってことなのかなぁと思ったり。。
ただ、お酒の飲酒率に関しては、世界的に大体2.5倍だったのが近年では1.1倍でほぼ変わらなかったり、女性が上回る国もありますが、しかし、飲酒習慣率では男性が女性の約3倍~4倍以上あると言われています。*3
女性より比較的に理性が強いとされる男性は、お酒や煙草のようなもので、日常的にリラックスする必要があることを、無意識にやっているのかもなぁ。。
お酒は適量適度に飲むのが良いまた、煙草においては、日本では昨今の禁煙ブームもあり喫煙者は徐々に減ってきている傾向にありますが、低中所得国では増加傾向にあるようです。
※ちなみに日本は、アルコール消費量は世界60~70位なのに対して、喫煙率は大体20位前後、煙草の消費量は世界3位という結果で、これは世界的にみると日本は煙草の価格の低さとヘビースモーカー率の高い国であるということがわかります。人種的に世界上位の国よりお酒が大量に飲めないと考えた場合、煙草の方が気軽に摂取できるということなのかも?
世界的にも、昨今の飲酒率自体はピーク時より減少傾向にあり(消費量は高いのでヘビーの人が多い?)、昨今の社会全体の禁煙ブームも相まってることから、それらを海王星的観点から考えると、長い人類の歴史の中で、だんだんと人類全体の精神性が上がってるから、お酒や煙草を媒介しなくともよくなってる?という飛躍的解釈が出来るかもと思ったりしてます。。笑
誰もが海王星を使っている
まぁ色々書きましたが、要は、お酒でも煙草でも、スピリチュアルでも芸術でも、何でも良いんですが、リラックスできたり、無意識になれるもの、つまり、誰もが海王星の力を知らないうちに使ってるのではないかというのが話の主題なのですが、その最たるが睡眠です。
睡眠はとっても大事人は眠ることによって、気がチャージされます。
また、寝ているときにみる「夢」や「無意識」の状態は海王星の象意でもありますし、スピリチュアル的には、寝ている間はあちらの世界や宇宙と繋がっているとも言われます。
以上のことから鑑みるに、やはり、人類には海王星(無意識)の力は必要不可欠なんじゃないのかなぁなんて思ったりします。笑
その海王星の影響力の強さが、投影の多さ(強さ?)に関わってくるのではないかと目下考察中です。
近年の日本の禁煙ブームから、最近は紙たばこから電子たばこへの移行や、禁煙する人も増えてきてる日本ですが、その流れでトランジットでの禁煙のタイミングだとかに興味があります。酒と煙草は依存度も高いため、世界的に見て、健康志向になってる昨今、それらと上手く付き合ったり、または、それらに代替するものが出てきたりするのかなぁと思ったり。なんにせよ、世界の精神衛生があがると良いなと思うこの頃でした。
以上。とりあえず、お酒はほどほどに(自省をこめて)笑